こんにちは、まさゆきです。
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今回の記事では
世の中には年収で1億円以上も稼ぐ人がいるんですよね?
いったいどうやって稼いでいるの?
という話しです。
私がこの記事を書いているのは2025年1月1日です。実はいうと私は今、転職期間中です。転職の理由は以前の会社の給料が安すぎることでした。
皆さん中にも会社の給料に不満を持っている方も多いのではないでしょうかね??
ただ、世の中には私たち一般の会社員が考えもしない様な金額を稼ぎ出す人がいるのも事実です。中には年収1億以上稼ぐ人もいます。なんでそこまで稼ぐことができるのかと疑問にも思うところでしょう。
そこでこの記事では、年収1億円以上を稼ぐ人がどんな職業なのかをまとめてみようと思います。私も2025年は本業の仕事の収入アップを目指すのと同時に副業の収入もアップしていく予定です。
年収1億円以上稼ぐというのはすぐにできることではないですが、どんな職業の人が稼いでいるのかを知るだけでもかなり参考になるのでは思います。
稼ぐことに興味がある方は、ぜひ参考にして下さいね👍
年収1億円以上稼いでいる人の割合【2020年度統計】
まずは年収1億円以上稼ぐ人が、日本の人口のどれくらいの割合いるのかを調べてみました。私が調べた情報は2022年頃にWEB上で発信された内容です。ですから、さらに少し前の統計ということになります。
統計によると2020年に日本で1億円以上の収入を稼ぎ出したのは22,589人(労働者3048人に1人:0.033%)でした。
年収1億円以上を稼ぐ人は2万人以上もいるんですか!
そう考えると意外と身近にいてもおかしくないですよね!
収入 | 人数 |
1億円~2億円以下 | 15,444人 |
5億円以下 | 5,347人 |
10億円以下 | 1,129人 |
20億円以下 | 413人 |
50億円以下 | 183人 |
100億円以下 | 44人 |
100億円以上 | 29人 |
年収1億円以上合計 | 22,589人 |
- 日本の労働力人口が6886万人、総人口が1億2577万人(労働力調査より)
- 22589人÷6886万人=0.033%(就労者3048人に1人)
- 22589人÷1億2577万人=0.018%(全人口の5567人に1人)
上記のデータから全労働者の0.033%、日本国民の0.018%が年収1億円以上を実現していることが分かります。1億というだけでもすごいのですが、世の中には年収100億以上も稼いでいる人もいるというのが驚きですよね😨
話しを戻しますが、ここで疑問なのはこの年収1億円以上の人達はどのような方法でこれだけの金額を稼ぎ出したのかということです。国税庁が公表している統計年報では事業者の区分別の人数も発表されています。
このデータから私が作成したグラフを以下に載せておきますので、参考にしてください☺
年収1億円以上を稼いでいる職業ベスト5
国税庁が発表した統計年報によるとどんな人が稼いでるのかというと、内訳はこんな感じです。年度ごとに多少の数値は変化すると予想されますが、大まかな統計は毎年同じとも予想されます。
1億円以上稼いでいる職業ベスト5
- 株・為替などのトレーダー 56.4%
- 超一流企業の給与所得者 31.8%
- 事業所得者 7.8%
- 不動産所有者 2.8%
- 作家・ミュージシャン 1.2%
世の中で1億円以上稼ぐ人の割合で半数以上は株・為替などのトレーダーでした。
上記の内容で私たち一般の会社員が現実的なのって、株・為替などのトレーダーくらいしかなさそうですよね。今更超一流企業の重役にはなれないですし、事業所得者、不動産所得者、まして作家・ミュージシャンなんて夢物語というか・・・
株・為替などのトレーダーは複利で稼いでいる!
複利の仕組みは、投資や貸付金の利息を再投資することで、元本と利息の両方が増えていく仕組みです。株・為替などのトレーダーが複利を利用することで、長期的に大きな利益を得ることができます。
具体的には、以下のような手順で複利が機能します。
- 元本の投資: 最初に一定額の資金を投資します。
- 利息の収入: 投資した資金が一定期間で利息を生み出します。
- 利息の再投資: 取得した利息を再度投資し、新たな利息を得ることができます。
- 繰り返し: このプロセスを繰り返すことで、元本と利息の両方が増えていきます。
例えば、1年間で10%の利率で投資した場合、その年の利息を再投資すると、翌年には元本に加えてさらに10%の利息が元本に加えて運用できます。
これを数年間続けると、元本が急速に増加します!!!
複利の力を最大限に活用するためには、長期的な視点で投資を行い、リスクを適切に管理することが重要です。目先の利益を得るのではなく、長期的に稼いでいるトレーダーが年収1億円以上をかせいでいるということです。
元本を月利5%で1年運用すると、どれくらいになりますか?
月利5%で1年間運用した場合の複利効果を計算しましょう。元本が増えるたびに次の月の利息が増えるため、全体の増加額は大きくなります。
計算は以下の通りです:
- 元本(初期投資額)を P 円とします。
- 月利を 5% (0.05) とします。
- 1年間は 12ヶ月なので、各月の計算を行います。
次の式で、毎月の複利を計算します: A = P (1 + r)n
ここで、A は最終金額、P は元本、r は月利、n は月数です。
具体的に、元本が 100,000 円の場合で計算してみます。
A=100,000×(1+0.05)12
A=100,000×(1.05)12
A=100,000×1.795856
A=179,586円
したがって、100,000 円の元本を月利 5% で1年間運用すると、179,586 円になります。最初の元本に対して1年後には約 79,586 円の月利が出る計算です。
このように、複利は時間が経つにつれて利益を加速させる強力な仕組みです。他にも計算してみたい元本額があれば教えてください。
では、元本を月利10%で運用すると、どれくらいまで元本は増えますかね?
月利10%で1年間運用するときの複利効果を計算してみましょう。元本が増えるごとに次の月の利息も増えるので、利益が加速します。
以下の式を使って、毎月の複利を計算します: A = P (1 + r)n
ここで、A は最終金額、 P は元本、 r は月利、 n は月数です。
例えば、元本が 100,000 円の場合で計算してみましょう。
A=100,000×(1+0.10)12
A=100,000×(1.10)12
A=100,000×3.138428
A=313,842円
したがって、100,000 円の元本を月利 10% で1年間運用すると、313,842 円になります。最初の元本に対して1年後には約 213,842 円の月利が出る計算です。
このように、複利は短期間でも大きな効果を発揮します。複利の仕組みを理解し、賢く運用することで、長期的な資産形成が可能になります。
ただし、上記の内容はしっかりと運用できるトレーダーの場合です。大半のトレーダーは中途半端な知識で取り組み退場していくのが現状ですが・・・
株・為替などのトレーダーは税金対策でも優遇♪
トレーダーが稼ぎやすいのは、稼ぐ仕組みだけではありません。
実は税金面に対しても優遇されるのです。トレーダー以外の職業、つまり会社の重役や事業主などのビジネスによって稼いだ場合、「累進課税」が適用されます。
累進課税制度とは、所得が上がるにつれ税金の額も大きくなるという仕組みです。最高税率は「所得税45%+住民税10%=計55%」です。(実際には控除などがあります。)
日本で年収1億円以上稼ぐ人は半分ほどを税金で納めているというのが現状です💰
累進課税の一覧表を作成するためには、日本の所得税の税率と控除額を確認する必要があります。以下は、2024年の税率と控除額を基にした一覧表です。1億円以上の所得金額を想定しています。
所得金額 (円) | 税率 (%) | 税率の内訳 | 控除額 (円) |
---|---|---|---|
0 – 1,950,000 | 5 | 基本的所得税率 | 420,000 |
1,950,001 – 3,300,000 | 10 | 基本的所得税率 + 3% | 420,000 |
3,300,001 – 6,950,000 | 20 | 基本的所得税率 + 6% | 420,000 |
6,950,001 – 9,000,000 | 23 | 基本的所得税率 + 9% | 420,000 |
9,000,001 – 18,000,000 | 33 | 基本的所得税率 + 15% | 420,000 |
18,000,001 – 40,000,000 | 40 | 基本的所得税率 + 22% | 420,000 |
40,000,001 – 80,000,000 | 45 | 基本的所得税率 + 27% | 420,000 |
80,000,001 – 100,000,000 | 45 | 基本的所得税率 + 27% | 420,000 |
100,000,001 – 500,000,000 | 45 | 基本的所得税率 + 27% | 420,000 |
500,000,001 – 1,000,000,000 | 45 | 基本的所得税率 + 27% | 420,000 |
1,000,000,001以上 | 45 | 基本的所得税率 + 27% | 420,000 |
※この表は一般的な目安であり、実際の税額には所得控除や特別控除などが影響することがあります。詳細な計算や税務相談については、税理士に相談することをおすすめします。
トレーダー以外の職業で年収1億稼いだ場合、約半分が税金として取られますから、手元には「5,000万」しか残りません。こう考えると意外と稼いでいないということになります。
それに対し、トレーダーの税金は累進課税ではなく、「キャピタルゲイン課税」が適用されます。キャピタルゲイン課税といっても聞きなれない方も多いと思うので、詳しく解説しておくと…
キャピタルゲイン課税制度は、企業が株式を売却した際に得た利益に対して課税を行う制度です。この制度は、企業が株式を売却することで得た利益を課税対象とし、その利益に対して課税を行うことで、企業の資本市場での取引を規制し、公正な市場環境を維持することを目的としています。
具体的には、企業が株式を売却した際に得た利益がキャピタルゲインとして課税され、その課税率は国や地域によって異なります。例えば、日本ではキャピタルゲイン課税率は一律20%です。また、一部の国ではキャピタルゲインに対して特別な税制度が適用されることもあります。
この制度は、企業が株式を売却する際に得た利益を公正に分配し、市場の安定性を確保するために重要な役割を果たしています。さらに、キャピタルゲイン課税制度は、企業の資本市場での取引を規制し、投資家の信頼を高めることにも寄与しています。
キャピタルゲイン課税制度は、どれだけ稼いでも(=所得が上がっても)税率は「一律20%」で変わらないという仕組みです。
5,000万稼ごうが、1億稼ごうが、10億稼ごうが、一律20%です。
つまり、トレーダーとして年収1億円稼いだ場合、税金で2,000万取られます。他の職業で1億円稼いだ場合は5,000万円取られることを考えると、その差額は3,000万円です。
同じ年収1億円という金額を稼いでいるにも関わらず、実際に手元に残るお金は、
- トレーダー:8,000万
- トレーダー以外の職業:5,000万
となり、その差はなんと3,000万です。3,000万円を稼ごうとするとどれだけ大変かは、私たち一般人だったらいやというほど実感しているはずです💦
日本って、本当に税金がかかりますよね💦
年収1億円でも半分持っていかれると、モチベーションが下がりますよね↓
何でもかんでも年収1億円といっても、大切なのはその人の懐にいくら残るのかということです。日本は税金が高いですから、いかに税金対策をするのかも稼ぐのと同様に大切になります。
ちなみに、トレーダーが海外に移住する理由は税金がほどんどかからなかったり、無課税だったりするからです。こう考えるとトレーダーは私たち一般人にとって現実的に手が届く職業であり夢がある職業ではないのかと私は思います😄
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